あれやこれや。

江戸に住む女子のひとりごと。

関西という土地について。

わたしは生まれも育ちも大阪の関西人なのだけど、日常ではまったく関西弁を話さない。

 

仕事をする上で全く方言は必要ないと思うし(接客業ではないし、電話にも殆ど出ないから別に話してもいいのだろうけれど)、そもそも昔から関西弁ではなかった。

大阪を特にすきじゃないってのは大きいかもしれない。

関西弁を得意げに話す人もすきじゃない。

 

そんなこんなでわたしは関西出身の人間に見えないらしく、会社の同僚とのランチで、飲み会で、会食で、割と何度も「関西人への悪口」に遭遇する。

関西人は声が大きい。(それは当たってる気がする)

関西人はずうずうしい。(それは人による気がする)

関西人は自分勝手だ。(それも人による気がする)

などなど、まあ色々ありますが、基本的に「関西人=○○である」。

という勝手な決め付けだ。

 

その人がどんな目にあったか、相手がどうであったか、その人が語る事が嘘だとは思わないし、内容によっては同情するけれど。

人が選べないもの(出身だったり、性別、血液型、外見など)によって人を区切るのは、

わたしは差別だと思ってる。

 

多くの人はその後にこう付け足す。

「関西の人は苦手」

「付き合いたくない」

それを聞いた関西の人はどんな気持ちになるのか、その人はきっと想像できていない。